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お知らせ詳細

日本臨床歯科学会第10回総会・学術大会

開催概要

日時:  2025年518日(日)

     受付開始  9:20~

     総会      9:50~10:00

     学術大会  10:00~16:40

会場:  電気ビル共創館みらいホール_(福岡市中央区渡辺通)

参加者数:総参加者数295名(S J C D会員210名、賛助会員85名)


2025年518日、電気ビル共創館みらいホール(福岡県福岡市)において日本臨床歯科学会第10回総会・学術大会(土屋賢司大会長、中島圭治実行委員長)が開催された。学術大会としては初の開催となる福岡に日本全国から総勢295名が参集した。会場は終始活気にあふれ、充実した大会となった。

学術大会に先立ち、総会が開催され、本年度および次年度の活動報告や審議事項について協議が行われた。司会進行は土屋賢司専務理事、議長は伊藤雄策常任理事が務め、各議案の採決は円滑に進行し、総会は滞りなく終了した。

総会終了後は、友成隆之福岡支部副支部長の司会のもと、土屋賢司大会長の開会の挨拶が行われ、第10回学術大会が正式に開幕した。

学術大会 講演セッションの概要

全国12の支部より選抜された演者が一堂に会し、午前中には4題の講演が行われた。昼休憩を挟んだあとは、会場後方にてポスターセッションがA班・B班に分かれ、それぞれ4題ずつ、計8題の講演が行われた。午後のセッションは菊池大輔福岡支部副支部長が司会を務め、7題の講演が行われ、いずれの講演も活発な議論が交わされるなど、充実した内容となった。

 

以下に講演およびポスターセッションの演題・演者・座長を示す(講演順)。

 

講演

1、 教育講演     座長:米澤 大地(米澤歯科醫院)
   「MSEの適応症を考える」 
安藤 裕章(アン歯科)

2、講演(研究)   座長:日高 豊彦(日高歯科クリニック)

   「下顎運動データを用いて製作した臼歯ジルコニアクラウンの臨床的評価」 柏木 了(柏木歯科)

3、講演(研究)   座長:土屋 賢司(土屋歯科クリニック& works

   「日本人の成人における上唇小帯の付着位置と正中離開の関連性についての研究」 斎藤 隆輔(さいとうデンタルクリニック)

4、講演(研究)   座長: 大河 雅之(代官山アドレス歯科クリニック)

  「 歯の色合いの好みに対する性別と年齢の影響について」 池端 光朗(医療法人社団中津浜デンタルクリニック)

5、講演(技術紹介) 座長:小濱 忠一(小濱歯科医院)

   「抜歯即時埋入の術式を臨床例から考察する」 中島 圭治(中島歯科医院)

6、講演(研究)   座長:岡口 守雄(岡口歯科クリニック)

 「CAD/CAM二ケイ酸リチウムインレーの窩洞適合性に影響を及ぼすレジンセメントのレオロジー特性」 新妻 由依子(昭和大学歯科病院保存修復科)

7、講演(研究)   座長:吉木 邦夫(吉木デンタルクリニック)

   「Relationship between temporomandibular joint disorder and psychological factors: the Nagahama Study」 浅井 啓太(京都大学大学院医学研究科 感覚運動系外科学講座口腔外科学分野)

8、講演(臨床)   座長:伊藤 雄策(伊藤歯科医院)

   「上下顎両側遊離端欠損および咬合高径の低下を認める患者にインプラントを用いて咬合再構成を行った症例」   黒住 琢磨(黒住歯科医院)

9、講演(臨床)   座長:小林 守(小林歯科医院)

   「多数歯欠損患者に対しデンタルインプラントを固定源に用いて矯正治療を行った一症例」   勝部 義明(医療法人幸恵会カツべ歯科クリニック)

10、講演(臨床)   座長:鈴木 真名(鈴木歯科医院)

   「不安定な顎位と不整な咬合平面を有する患者に行ったデジタル技術を用いた咬合再構成」   木村 正人(医療法人きむら歯科医院)」

示説講演(ポスターセッション)

 

Aグループ     座長:西山英史(西山デンタルオフィス)

 

P01、空隙歯列に対するアディショナルベニア治療の臨床的有用性と適応基

本多弘明(医療法人本多歯科)

P02、前歯部審美障害に対してアライナー矯正と歯冠長延長術を併用した一症例

溝渕隆宏(はりまや橋溝渕歯科・矯正歯科クリニック)

P03、歯列不正を伴う咬合再構成症例に対するSequential Treatment Planningの実践

 郡司良律(医療法人草野歯科)

P04、咬合接触の無い少数歯残存患者をテレスコープデンチャーにて補綴した1症例

高橋忠弘(高忠デンタルクリニック)

Bグループ      座長:大森有樹(大森歯科医院)

P05、顎位のずれにより咬合崩壊を起こしつつある患者に対して、咬合再構成を行った症例

原田篤志((医)はらだ歯科・矯正歯科)

P06、空隙歯列弓に対するMTMと補綴治療の併用による審美的回復した症例

添島賢一(並木坂デンタルクリニック)

P07、インプラント審美修復を有利に進めるためのラボサイドワーク

岩川博和(オリーブデンタルハウス)

P08、マッチングスタンドを利用したデジタル補綴修復

堀聖尚(にこにこ歯科)

質疑応答風景

多くの示唆に富むアドバイスとともに、活発な質疑応答が展開された。

これにより参加者の理解が深まり、実践に活かせる有益な情報を得ることができる時間となった。

 

全ての講演が滞りなく終了したのち、中島圭治大会実行委員長より登壇された演者への労いの言葉とともに、参加された会員及び賛助会員に対して謝意が述べられた。また今大会の開催に尽力された全ての関係者に深い感謝の意が表明された。

最後に、学術大会が今後ますます発展し、回を重ねるごとに盛会になることへの期待が示されるとともに、次回の学会イベントであるイタリアでの再会を誓い、本大会は盛会裏に幕を閉じた。

展示ブース

今回ご協賛いただいた賛助会員40社 

・相田化学工業株式会社

・アサヒプリテック株式会社

Ivoclar Vivadent株式会社

・医歯薬出版株式会社

・インビザライン・ジャパン合同会社

・エンビスタジャパン株式会社

・株式会社GENOVA

・科研製薬株式会社

・株式会社YDM

・株式会社ナルコーム

・株式会社茂久田商会

・株式会社ジーシー

・株式会社デンタリード

・株式会社ゼロメディカル

・株式会社 松風

・株式会社モリタ

・株式会社フォレスト・ワン

・株式会社ナカニシ

・株式会社カイマンデンタル

・株式会社トクヤマデンタル

・株式会社RAY JAPAN

・株式会社メディカルネット

・株式会社ピカッシュ

・カボプランメカジャパン株式会社

・株式会社SCOグループ

・株式会社ガイドデント

・ガイストリッヒファーマジャパン株式会社

・クインテッセンス出版株式会社

・クラレノリタケデンタル株式会社

・ストローマン・ジャパン株式会社

・ソルベンタム合同会社

・タカラベルモント株式会社

・大信貿易株式会社

・帝人メディカルテクノロジー株式会社

・デンツプライシロナ株式会社

・日本ハイネ株式会社

・ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社

・ビエン・エア・アジア株式会社

YAMAKIN株式会社

・株式会社ネクステラ

          以上敬称略

 

文責 福岡支部所属 学会広報委員会 野村勇太

 

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